おなかポッコリを解消する簡単ストレッチ
おなかがポッコリしてしまう原因は、ただ単に皮下脂肪がついてしまうことだけではありません。
実は皮下脂肪になるまでかなり時間がかかります。
「食事の内容は変わらないのにおなかがポッコリしてしまった」
という方は特に、皮下脂肪を減らすことよりも、おなか周りの筋肉を柔らかくしたほうがサイズダウンにつながります。
おなか周りの筋肉
前述のとおり、食事の内容が変わらないのにおなかがポッコリしてしまった方ほど、おなか周りの筋肉が硬くなり、おなかの容積が狭くなってしまっています。
とくに、デスクワークなど座ったままの姿勢が多い方は、腹筋が縮まってしまい、内臓が収まり切れず、おなかが出てしまうんです。
おなかまわりには、腹直筋や腹斜筋、腹横筋のほか、背中から骨盤にかけて伸びている大腰筋というインナーマッスルがあります。
腹筋の筋力が弱くなると、どうしても姿勢は前傾になってしまい、筋肉は縮んだ状態に。
その時間が長ければ長いほど、そのままの状態で固定され、筋肉が硬くなってしまいます。
おなかポッコリとおなか周りの筋肉の関係
おなか周りの筋肉が縮んで固くなった状態がレギュラー姿勢になってしまうと、筋肉が縮んだ分、おなかの容積は狭くなります。
そのせいで内臓が前に押し出されてしまいます。
さらに、リンパや血液の循環を阻害するため、おなかがむくんでしまうんです。
おなか周りのお肉がパンツの上にはみ出てしまうのは、純粋な脂肪というより、「水分を多く含んだ脂肪」なんです。
水分を多く含んだ脂肪は、縮こまり固くなった筋肉を柔らかくして本来の伸縮ができるようになれば、圧迫しているリンパや血液循環がよくなって自然と水分が排出されるので、おなかのポッコリは解消されます。
おなかポッコリを解消する簡単ストレッチ
縮こまり固くなった筋肉を柔らかくするのなら、腹斜筋や腹横筋、大腰筋をしっかり伸ばすストレッチがおすすめ!
1.両手を頭の上で組み、背中とお尻が同じくらいのラインに並ぶように立ちます。
2.そのまま息を吐きながらゆっくり右に倒します。限界になったらそこで3秒止まり、その後体制を1に戻します。
3.右と同じ要領で左も。
これをだいたい3セットくらい。手が空いてるときにぜひ実践してみてください。
腰痛持ちの方にもおすすめです。